アナフィラクトイド紫斑病


アナフィラクトイド紫斑病はアレルギー紫斑病、シェーンライン・ヘノッホ紫斑病、血管性紫斑病などと呼ばれています。アレルギー反応の結果おこった、血管炎と考えられています。紫斑のほか、腹痛、関節痛、腎炎をおこします。

症状
3〜11歳の子どもに多く、男児が女児の2倍の頻度でみられます。発症する1〜3週間前にかぜや溶連菌症などがみられることがあります。
紫斑は1〜5oくらいのややとがったもので、下肢を中心に上肢、臀部にもみられます。ほとんどは下肢のもので始まります。
腹痛はかなり強く訴え、ときに便中に出血する事があります。
関節炎はいろいろな関節がはれ、痛みを訴えます。
腎炎を合併することがあります。血尿は25〜50%くらいにみられます。

診断
特異な紫斑ですので診断はそれほど難しくありません。しかし、強い腹痛の後、紫斑が出ることがあり、この場合は診断がつきにくいことがあります。

治療
溶連菌症がある場合はペニシリンを使用します。腹痛が強い場合は副腎皮質ホルモンを使うこともあります。
腎炎を合併しているときには慢性腎炎に移行することがあり、小児腎臓専門の施設できちんと治療してもらいます。

予後
大部分は1〜2ヶ月でよくなります。1年以上反復するもののあります。腎炎をおこす場合は紫斑が出現してから1ヶ月以内に80%、1〜2ヶ月で20%が発症するといわれています。
しばらくは検尿などを定期的に調べておく必要があります。

※血管炎マーカー 第13因子、FDP、Dダイマーなどを測ります。

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