ヘルパンギーナ


6〜10月に見られ、特に7〜8月に多いことから夏かぜの一つといわれています。0〜4才くらいの子どもに多い病気です。突然発熱します。軟口蓋というのどの入り口に小さな口内炎ができる病気です。口内炎はのどの上の方に左右対称にできます。片方だけにできることもあります。くちびるの近くにできることもありますが、この場合は口の中全体に広くできていることが多いものです。この場合には手足口病の可能性があり、手足を見ておく必要があります。
大人にも感染することがあります。

原因
コクサッキーとかエコーというウイルスが感染して起こります。感染は飛沫感染、糞口感染です。潜伏期は2〜5日程度です。 原因のウイルスは種類が多く、毎年かかることもあります。

症状
咳や鼻水はあまりなく、突然発熱し、のどが痛くなって、食べたり飲んだりしなくなります。
のどのアフタがひどくても痛みを訴えないこともあります。発熱は高めに出ることが多く、39〜40℃くらいのこともまれではありません。

治療
 治癒させる薬はありません。2〜3日うちに熱は下がります。対症的に使います。のどがひどく痛い場合はそのためのお薬を使います。 学校や保育園、幼稚園は熱が下がったら行くことができます。

注意
熱は高く出ますが、下がるのも早く、あまり心配な病気ではありません。
感染します。手などをよく洗いましょう。
頭をひどく痛がり、何回も吐くときは早めに診察を受けましょう。

※2012年流行がありましたが、すぐに終息したようです。
※2013年は流行が長いようです。しかも、ヘルパンギーナと思っていたら次の日に手足にたくさんの水疱がどっと出てきて,手足口病だったお子さんが多いです。

※毎年夏前に流行が始まりますが、その期間は短く、重篤な合併症もあまりありません。ほとんどの場合が発熱のみかのどが少し痛がる程度で、次の日にはだいたい解熱します。ですから「流行しています」という情報があっても気は楽です。時に無菌性髄膜炎という合併症が起こることがあるので、油断は禁物ですが。
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