そけいヘルニア


そけいヘルニアは足の付け根がピンポン玉くらいの大きさに盛り上がるもので、腹膜に穴が空いており、そこから小腸など、腹部内のものが出てくることで起こるのです。小腸が出ているときは手で押すと、グジュグジュといって中に入ります。男児では陰嚢の方へ出てくることもあります。そけいヘルニアは2.5〜3%の小児に発生します。男児が女児の倍くらいあります。小児外科の病気ではもっとも多いものです。

原因
腹膜鞘状突起というところが普通は生まれてから閉じてしまうのですが、開いたままになっており、そこから小腸などの臓器が出てきます。女児では卵巣が出ることもあります。

診断
手で圧迫すると小腸の場合グジュグジュといって腹空内に入ります。

治療
自然に閉じることがないので、発見した段階で手術を行います。
手術は安全な手術で、3〜4日で退院できるようです。

その他の注意
出たままで嘔吐したり、機嫌が悪く、手で押しても入らないときは救急で病院を受診してください。この場合はかんとんヘルニアといって腸が循環不全に陥る危険があります。
このような可能性があるので、早めに手術をします。


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