旅行



イタリア
 イタリアに魅力を感じている。国中が美術館のようで、古い町並みがしっかり残っていて、しかもとても美しい。沈みゆくという魅力を持つベネチア、ファッションの街と言われるミラノ、マセラティ、フェラーリのモデナ、断崖の五つの小さな村、チンクエ・テッレ、南は青の洞窟のカプリ島とスリで有名、ゲーテが「ナポリを見ずに死ぬな」と言ったナポリ、ヴェスヴィオ火山で滅びたボンペイ、ああ美しやアマルフィ海岸とブラームスで有名な小さな村ラバッロ、登りたくないけどピサの斜塔で有名なピサ、湖水地方のコモ湖、マッジョーレ湖、シルミオーネという井関の街を持つガルダ湖、塔の街サン・ジミニャーニ、不思議なおうちアルベロベッロのトゥルッリ、中世の皇帝派の都市シエナ、「ロミオとジュリエット」で有名なヴェローナ、よくわからんけどチーズのパルマ、北の都会トリノにスイスアルプスの麓アオスタ渓谷、岩山ばかりのドロミテ、おとなりスロベニアに近い坂の街トリエステ、そして言うまでもなく花の都という名のフィレンツェ、オードリー(じゃないけど)のローマ。ついでにリグリア海のジェノバにサンレモ。高級リゾートのポルトフィーノ。また南へ行ってシチリア島のパレルモ、サッカー森本貴行のカターニャ。ぎぁあ〜気が狂いそうだ。面するエーゲ海もしっかりと見たいということで、サルディーニア島はその中でもビーチと海が地中海の中でも最も美しいと言うことなので、行ってみたい。そして船が浮かんで見えるというランペドゥーサ(Lumpedusa)。

 イタリアはトイレに苦労する。美術館やその他の観光地のトイレは便座がない。これはとてもつらい。食事はレストランならパスタかリゾット、それにピッツェリアで食べるピッツァくらい。しかし、あまり外れない。とても美味しい。

食事について
ヨーロッパやオーストラリアなどはっきり言って食事は今ひとつだ。オーストラリアはひどかった。日本ほどたくさんの種類のものを、しかも美味しいものを食べることができるところはほかにはない。味覚の問題なのかアングロサクソン、ゲルマン民族の人達の食べ物ははっきり言って残念。唯一イタリアが美味しい。しかし、食べ物の種類が少ない。ほとんどパスタかピザで、ときにリゾット。長く逗留することになると食事が問題になる。
海外の日本レストランも要注意だ。中国人や韓国人が経営しているレストランがとても多く、値段が高く全然美味しくない。

トイレについて
トイレのことを考えると本当に日本という国はすばらしいと思う。きれいだし、どこにでもある。西洋人はあまりトイレに行かないということだ。すごく長持ちするのだろう。それにチップなり有料トイレが多いのがうれしくない。小銭を用意しなければならない。イタリアなど有料でもきれいでない。それとドイツ、オーストリアは男子トイレの便器の高さがとても高いので困る。少年などはどうしているのだろうか。
加えてシャワートイレに慣れているのでなくてはならないという感じ。バスはシャワーブースがあるとさらに良い。

治安問題
イタリアはかなり要注意だ。フランスも。オーストリアではガイドさんにあまり言われなかった。スリはいるという話で警戒はしていた。いつもバッグを前に抱えて周囲に気を配らなければならない。 これは少々ストレス。

チップについて
フランスは必要ないと書いている本もあるが、やはり気を遣う。結局ホテルもレストランもタクシーもチップを払った。5〜10%いつも少し多めに出している。
何でチップが必要なのか日本人には理解しにくい。ウエイターなどの収入になるとうことだが、彼らは経営者から給料をもらっているはず。ということは経営者はより多く収入を得ていると考える。タクシーもそう。基本料金があるのだからそれにチップを払うのはおかしい。その点では日本は素晴らしいと思う。

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