村田省蔵

［略歴］
1929年　石川県金沢市生まれ
1949年　日展初入選
1950年　金沢美大洋画科卒業
1950年　光風会展で受賞
1951年　小絲源太郎先生に師事
1959年　光風会展で受賞
1961年　日展で特選を受賞
1966年　光風会を退会
1968年　日展で菊華賞を受賞
1974年　日展審査員
1975年　日展会員となる
1990年　日展評議員となる
1998年　日展で内閣総理大臣賞を受賞
1999年　文化庁現代美術選抜展出品
2006年　日本芸術院賞受賞　日本芸術院会員就任

北國文化賞。日展審査は何回もなっています。

タヒチ　ボラボラ島（６号）

　　　　遙かなる摩文仁の丘(F100号)
この絵は沖縄平和祈念堂美術館に展示されています。（沖縄平和祈念道美術館ホームページより）

第33回日展（2001) 作品「春の兆し」　F130号（ホームページより）

（作者のことば）
　毎年冬に越後へ取材に出かけています。耕地整理とか農業の機械化が進むにつれ、稲架木の姿が消え淋しい状態です。このような越後平野に身を置き、だんだん忘れ去られてゆく日本の農村風景をもう一度見直したいと思い描いています。
　今回は後の風景はできるだけ単純化して、前面の雪どけの田面の面白さと稲架木を取り合わせてみました。