痔裂(切れ痔)
痔裂(切れ痔)とは
赤ちゃんや子どもたちが便秘のときに肛門から出血したり、便の周りに出血をするもののほとんどが肛門が一部切れているものです。これを痔裂といいます。時に痔核を伴うものもあります。
症状
出血します。血液は鮮血で、黒っぽくありません。便の周りについてできてくることが多いものです。
便の後、多くはティッシュに血液がついてきます。
治療
便秘の場合は便秘の治療をきちんとします。
いったん、肛門が切れると、傷みのためがまんしてさらに便秘傾向となりますので、早めに便秘を治しましょう。
軟膏を塗り早めに治しましょう。
家庭での注意
便を軟らかくするための工夫をしておいてください。繊維の多い食事を中心とした、きちんとした食生活を心がけましょう。
見張りいぼ
肛門から前の方向にイボ様のものがみられます。先が比較的とがっていて、すぐ横のところが切れています。女の赤ちゃんに多く、便秘などで痔裂(切れ痔)ができ、炎症が起こり、切れたためにこのようなものが形成されたものです。
切れないように便秘を治して、切れた部分を軟膏を塗ってこつこつ治していく必要があります。いったんできてしまいますとなかなかすぐには直りません、できるだけ早めに見つけて治療が必要です。