先天性表皮欠損症(aplasia cutis congnita)
先天性表皮欠損症(aplasia cutis congnita)とは
先天的に皮膚の一部が限局的に欠損し、表皮、付属器および弾性繊維を欠くものです。
症状
1)好発部位は被髪頭部です。髪に覆われている部分です。
2)生下時は潰瘍を呈し、まもなく表皮形成、瘢痕となります。
3)爪甲大のものが多いです。まれに体幹、四肢に広範囲の病巣を呈することがあります。
4)時に脳、眼球の発育異常を伴います。
治療
成長してから切除します。
(2015.10 文献 14)