でん風


マラセチア・フルフール(Marassezia furfur)という真菌が感染して起こる皮膚の病気です。表皮角質層に菌糸型で増殖し、胸部、背部に淡褐色斑ないし脱色素斑を生じる疾患です。
小児ではあまり見られません。

原因
 マラセチア・フルフール(Marassezia furfur)という真菌が感染して起こるものです。

症状
粟粒大ないし半米粒大の淡褐色斑、または淡脱色素斑で、普通毛穴に始まります。心は次第にくっつきあい不整形になります。表面には小さな皮がむけた状態になります。好発部位は前胸部、上背部ですが、他の部位にも見られます。小児では顔にも出ます。
掻くことによって粃糠状の鱗屑が浮き上がってきます。かゆみはありません。

治療
抗真菌剤のクリームの外用を行います。マイコスポール、イトリゾールなど。
治りやすいのですが、再発しやすいといわれています。常在菌のため適度な温度と湿度があれば増殖し、発症することがあります。
一見、健康に見える皮膚でも菌糸型のマラセチア・フルフールが存在することが知られていて、、これが顕在化すると病巣を呈するといわれています。
治癒後に長期間にわたり、脱色素斑を残すことがあります。メラニン形成の阻害と共にメラノサイトの萎縮が起こるためといわれています。


前の画面に戻る 伝染性膿痂疹へ
禁転載・禁複製  Copyright 1999 Senoh Pediatric Clinic All rights reserved.