粟粒腫(稗粒種) Milium


ケラチンを内容に持つ嚢腫(のうしゅ)で、皮膚の最も浅い部分(表皮直下)に存在します。
新生児には普通に見られるものです。新生児稗粒種といいます。治療が必要なのは学童期くらいからです。

新生児稗粒腫とは
生後まもなくより、額、眉間、鼻、下顎に直径1ミリ前後の小丘疹が頻発し始め、次第に増えてきます。周囲に紅暈を伴わず、麟屑や痂皮もありません。

診断
1〜4週間に出現します。額、眉間、鼻周囲、下顎部に好発してきます。極小さな白色丘疹で炎症所見はありません。

治療
数週間ほどすれば自然に落ちていったり、消えてしまうことが多いです。長くかかっても1歳前には無くなってしまうことがほとんどです。 大きくなってしまうことがあり、切除することもありますが、本当に稀なケースです。
丁寧に洗うことと、スキンケアがポイントになります。特別な薬を塗る必要はないので、いつものスキンケアを丁寧にして、稗粒腫が消えていくのを待つようにしましょう。

粟粒腫
症状
1)好発部位 眼瞼、ほお、次いで額に多いです。
2)皮膚疾患のうちで最も小さい結節です。
3)黄色味を帯びた白色、半球状に盛り上がり、表面は平らです。
4)球状の嚢腫内容を簡単に摘出できます。
5)水疱性疾患などに続発することがあります。

治療
粟粒腫は悪性化せず(時に石灰化)、新生児のものは自然治癒があるので放置します。
美容上問題があるものは表面を小さく切って面ぽう圧出器で内容を出します。
あるいは電気凝固法を行います。


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