凍瘡(しもやけ)


しもやけとは
比較的低温な冷たい環境に持続的にさらされることによって、発生します。季節の変わり目、特に気温が4〜5゜C、日内格差10゜C内外の時に生じやすいといわれています。

症状
冬を中心とした、寒い期間に手や足、耳、ほっぺなどが赤くなり、腫れが見られ、進行すると水ほう、びらん、潰瘍などができることもあります。
一般に両則に対称的にできることが多く、暖まるとかゆみを訴えます。
びまん性に発赤、腫脹が特徴の学童に多い樽柿型(全体にまあるく腫れる)と思春期に滲出性紅斑を生じる多形滲出性紅斑型があります。

治療
かゆみが強いときはかゆみ止めを使用します。治療薬には塗り薬、飲み薬があります。末梢血管拡張剤(ユベラなど)を投与しますが、びらん面が感染症状があったり、潰瘍を形成している場合は抗生剤を内服します。その他、温浴、マッサージ、冷温交代浴(40゜Cのお湯と水に交互につける)などを行います。

家庭での注意
しもやけはしもやけのできやすい素因を持つ子どもたちが冷たい環境で寒冷刺激を受けることによってできますので、日頃からマッサージをしたり、よくお湯で暖めたり、それぞれの場所に適当な、耳あて、手袋、靴下、靴など温かく、血行を妨げさせないものを身につけて治療、予防に努めます。手など水にぬれた場合はすぐにふき取ってかわかすなど冷やさない習慣をつけることが必要です。

院長通信
寒くなると一気にしもやけの子が増えてきます。
保温に努め、マッサージをし、水がついたままにしないように予防に努めてください。
ひどいときにはユベラやヒルドイドなどの軟膏を塗ります。ユベラ顆粒の内服は効果があります。
私もこどもの頃、しもやけに悩まされました。今でも時にできます。小さいときに祖父が悪い血を出すんだといって赤く腫れたところを針で刺していたことを覚えています。祖父も悩まされていたんですね。特に暖かくなったときに猛烈にかゆくなるのは本当に困りました。湯と水に交互につけたりしていました。暖かくならないとなかなか治り切りませんね。

※ユベラ 成人でユベラ錠(50mg)6錠 1日3回 顆粒20%の場合 10Kgの子で 0.5g 1日3回

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