クリスマス・ローズ
クリスマス・ローズ(学名:helleborus niger) 。クリスマス・ローズ(Christmas Rose)、スノー・ローズ(Snow Rose)、ウインター・ローズ(Winter Rose)、クリストローズ(Christrose)、レンテン・ローズ(Lenten Rose)など呼び名がある。
優しくシックな雰囲気のある上品な花である。
キンポウゲ科。耐寒性多年草。
原生地:南欧、西アジア
開花期:2〜4月。
植え付け:3〜5、9〜10月。
花計:5〜6センチ。草丈:30センチ。
丈夫であり、寒さで傷むこともなく、日陰でもよく育つ。よく出ている種類はヘレボラス・オリエンタリスで2〜4月咲き。12〜2月に咲く本来のクリスマス・ローズはヘレボラス・ニゲルという種類で丈夫で強く、大輪の花を咲かせる。
落葉樹の下など夏は日陰で高温や乾燥を防ぐことができるところで育てる。
実生や株分けで増やす。
これは名前とは異なりバラの仲間ではなく、多年生のハーブで、浅裂の葉をした白い五枚の花弁を持つ花である。冬の最中に花を咲かせるため、「クリスマス・ローズ」と呼ばれている。春先に花を咲かせる種類もあり、それがレント(四旬節)の期間でもあるので、レンテン・ローズの名前で呼ばれる地方もある。主に中央ヨーロッパの山岳地帯に群生している。
文献116 2002.10.27