悪寒・戦慄(shudder)
よく間違われるものに悪寒・戦慄(shudder)というものがあります。
これはけいれんではありません。
熱がぐーんと上がるときに体ががくがくぶるぶるするものです。顔色も少し悪くなります。意識はあります。呼びかけにも反応します。手足は硬めになりますが、きわめて硬いものではありません。熱が上がってしまうと、落ち着きます。熱がぐんと上がるときは大人ではゾクゾクしますが、これと同じものが子どもではこのような反応をするものと考えられます。
小発作や大発作以外のけいれんでは不自然な動きをするものがかなりありますので、同じ様なしぐさが繰り返される場合は小児科医に相談をしてください。