入浴について
乳幼児は汗をかきやすく、遊び回り、ヒフの汚れがはげしいものです。健康な乳児は、毎日できるだけ入浴させましょう。夏期は特によく汗をかきますので、1日数回入れてもいいです。入浴時間は10〜15分、乳児がお湯につかっている時間は6〜10分程度とし、授乳あるいは食後1時間以上たってからが適当です。入浴後は室内をすきま風が入らないように、寒くないようにしておきましょう。
生後1〜2ヶ月のうちは、ベビーバスなどを用いますが、その後は大人と一緒に入浴しても差し支えありません。お湯のきれいなうちに入りましょう。入浴中のこどもの取り扱いは安全に十分注意しましょう。落としたり、湯を間違って飲ませたり、おぼれさせたりする事故が実際におこっています。
お湯の温度は夏期は38℃ぐらい、冬季は40℃ぐらいが適当です。
初めは少しぬるめにして、徐々にさし湯、、または追い炊きをすればいいのです。
石けんの使い方は浴槽の中で使っても、浴槽外で使ってもよろしい。
臀部浴(座浴)
おむつかぶれがひどい場合とか、下痢が頻回なとき、すぐにおしりが汚れてしまうのでこのときに行います。
洗面器などにお湯を入れ、お尻だけつけて洗ってやります。
病気のときのお風呂(こども一般)
次の場合はお風呂を控えましょう。
@熱があるとき
A病気が完全に治っていなくて、しんどそうなとき。(下痢、嘔吐、咳など)
次の場合は入ってもいいでしょう。
病気の回復期で、咳や鼻水、下痢など症状はあるが、顔色も良く、食欲などがある熱もなく、元気があるとき。
症状があっても、何日もお風呂に入らないと、あかがたまり、、皮膚の呼吸に良くありません。新陳代謝を刺激したり、寝付きを良くするなどの効果がありますから、なるべく入れてあげましょう。