おむつかぶれ
おむつかぶれはおむつを当てているところにおこる皮膚炎のことです。陰部、おしり、下腹部などの皮膚におむつが接触、摩擦することによっておこります。汗や便、尿でおしりがぬれているとき、その皮膚は傷つきやすいのです。そのときに便や尿の成分により、かぶれを起こしてしまうのです。
家庭での対処法
皮膚をできるだけ、清潔で乾燥した状態に保つことが大切です。おしりが尿、便で汚れたら、おむつをこまめに取り替えましょう。かぶれで赤くなっているときには毎回お湯で洗い流し、よく乾かしましょう。
布おむつは洗剤が残らないようにすすぎを十分に行います。紙おむつは悪くはないですが、何度もおしっこをしているのを放置してはいけません。こまめに取り替えましょう。
石けんは刺激の強いものでなければ何でもいいです。どうしても入浴ができないときはおしりだけでもよく洗ってやりましょう。
治療
@よく洗い、清潔にして乾燥させます。
A軟膏をぬります。
注意
おむつかぶれがなかなか治らないときにはカビの一種であるカンジダによって皮膚炎がおこっていることがあります。この場合はカンジダのくすりを使用しないと治りません。必ず診察を受けてください。