爪かみ


爪かみは、乳幼児以降の、活発で落ち着きのない子どもに多く見られます。
爪の白い部分がまったく見えないほど咬む子もいますし、足の爪まで咬む子も見られます。心理的な不安や緊張状態にある場合に見られることが多いので、その不安や緊張を解放する1つの手段と考えられています。
3歳頃から指しゃぶりに続いてみられるようになり、9歳頃に初発年齢のピークになります。
また、他の障害、睡眠障害、チックなどを伴うことも多いものです。

対処法
子どもの様子をよく見てやり、一緒に話をしてやり、本を読んであげたり、遊んであげたり、ときには手をつないで、外を散歩するのもいいでしょう。子どもはお母さんやお父さんを求めています。一緒にいる時間をもっと増やしてあげてください。遊んで何かに夢中になるのはよいことですが、ビデオやテレビ、テレビゲームなどを与える方法はよいことではありません。
一方、悪い癖だからといって無理に押さえ込むことは不安や緊張をより高めることになるので、あまりよくありません。爪を短く切り、清潔に保ち、時々やわらかく注意し、爪かみをしていなかったらほめてやりましょう。

カムピタを使うことができます。

成人になってもなかなか止められない人も多いようです。先日、サッカーのイングランド代表であるトップ選手のルーニーが試合前にしきりに爪をかんでいました。
多分精神を安定させるのに、あるいは良い方に考えれば集中しているのかもしれません。この辺になると爪かみしていても仕方がないのかもしれませんね。 そのほか外国人には有名な人が堂々と爪をかんでいるとか、アメリカ映画の中でしきりに爪をかんでいる俳優たちが出てきます。本人が恥ずかしいと感じることがなければ止ることはないのでしょう。
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