赤ちゃんの夜泣き
日中は機嫌もよく、お乳もきちんと飲んでいる赤ちゃんが、特に原因も見あたらないのに、毎晩きまって泣き出すことがあります。
生後3〜4ヶ月頃から始まります。1歳すぎるとあまり見られなくなります。
原因
原因はよくわかっていませんが、睡眠覚醒のリズムがきちんとできていないので、そのリズムに至る過程と考えられます。その他、おなかがすいた、のどが渇いた、暑い、寒い、おむつが汚れた、不安、イライラ、等様々なことが考えられていますが、正確なことはよくわかっていません。
対策
夜寝るとき、軽く背中をさすったり、子守歌など安心感を持たせ、それでも寝つかれないときには抱っこしてあげましょう。お誕生近くの赤ちゃんでは、昼間に十分運動をしないと、夜も目が覚めてしまいます。日中にもっと活動的な遊びをさせましょう。
また、日中にしっかりと光をあびましょう。日光にしっかりあたると、夜にメラトニンというホルモンがたくさんでます。日光とはいっても直接に当てる必要はありません。
思い当たる原因を取り除いても続くようなら、あきらめて、赤ちゃんにつきあうとか、しばらくは我慢ができるなら、泣くのも運動だと思ってほっておいてみるのも一つの方法です。
睡眠のリズムがきちんと地球のリズムと一致するまではしばらくは時間がかかりますので、あわてないことです。おかあさんは夜睡眠が取れないですが、お昼寝などつきあうことができるなら、そういう時間を利用して、休んでストレスをためないようにしましょう。
共稼ぎなどで働いているときなどにはできるだけ時間を作って、お母さんもお父さんも、抱っこしたり、相手をしてあげてください。