乳幼児の口臭
口臭はいろいろな病気がある時に気づかれます。かぜ、発熱、口内炎、扁桃腺炎、偽膜(扁桃腺に膜のような白いものがつくもの)がある場合や、アデノイド、アデノイド周囲炎、蓄膿、単なる鼻づまりなどで口呼吸をしているときにも口臭がします。
中耳炎のときにも口臭で気づかれることがあります。中耳腔から耳管を通じて口臭がするのでしょう。口臭がするというので、耳を見たら中耳炎だったということがあります。
また、歯肉口内炎などで歯ぐきがはれていたり、虫歯がある場合もあります。舌の炎症やアフタが原因のこともあります。
まったく病気がないと考えられる場合もあります。原因がはっきりしたのものがない場合はあまり神経質になる必要はありません。
母乳を飲んでいる赤ちゃんは「乳臭い」こともあります。
対処法
あまり気にしないことが肝心です。
乳児の場合は食事の後でお茶やぬるま湯を飲ませたり、歯磨きをしたり、口をくちゅくちゅすすぐ習慣をつけましょう。この場合はあまり無理強いをしたり、熱心にしすぎないようにしてください。
逆にいやがって歯磨きなどをしなくなることがあります。