乳児脂漏性湿疹
乳児脂漏性湿疹は生後1〜4ヶ月頃から頭部、前頭部〜頭頂部に黄色の皮むけが出現し厚いかさぶたとなるものです。周囲が赤くなったり、次第に広がってきます。かゆみはあまりありません。
新生児では皮脂腺という分泌線の働きが盛んになり、皮脂の分泌が多く、脂漏性となります。
生後4ヶ月頃になると減少してきます。
治療
石鹸を使ってていねいに洗いましょう。かさぶたは無理にはがさず、ワセリンなどをぬって、軟らかくしてからオリーブ油などでしめらせて、入浴時に洗い流します。症状がひどいときには非ステロイド軟膏、亜鉛化軟膏などを塗ります。
ステロイド入りの軟膏は原則として使いません。
あまり必死で取ろうとしないことです。