脱色素斑性母斑(nevus depigmentosus)
脱色素斑性母斑とは
脱色素性母斑は、生下時、もしくは乳児期に生じる不完全脱色素斑です。
症状
生下時ないし生直後に生じる白斑をいいます。
生涯にわたって白斑の分布や形に変化がありません。
病変部の皮膚に質感、知覚異常は見られません。
白斑周囲に色素増強がありません。
〇部位
体幹部に好発し、顔面、頸部、上肢、下肢の順で発生が見られます。
〇形態
類円形、不規則、点状、多角形、帯状などの形を示します。
治療
吸引水疱移植が有効であるとされています。
(文献 58)