逆さまつげ


まつげが内側に向いているものを逆さまつげといいます。
1歳頃までに見られるものは眼瞼部が内側に向いているもの(眼瞼内反症)がほとんどで顔が成長すると自然治癒します。3〜4歳になっても治っていなければまつげ内反症です。
まつげ内反症はまつげの走行異常によりまつげが内方に向かい角膜や結膜を刺激し、角膜のびらん・混濁、涙、目やにが出現してきます。

症状
眼をよくこする、まばたきが多い、目やになどです。
乳児の場合はまつげが細くやわらかいため症状はあまり出てきません。

治療
乳児でまつげが眼球結膜にはりついているような場合、特に無症状の場合はそのまま放置して差し支えありません。
乳児から年長児へと顔つきがかわってゆくにつれて自然にまつげは外側に向いて治ってしまいます。症状が強い場合は眼科の先生に相談して、手術を受けることになります。


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