読書

　昔は好きで良く読んでいたが、最近はあまり読まない。最初の数ページでおもしろくなかったら止めてしまう。本の数だけはあると思うが、ほとんど読み切っていない。だから読書を入れるのは良くないかもしれない。発作的に読んで、しばらくしたら飽きてしまう。
躁鬱のような読み方である。書店でおもしろそうだなと思って見つけると、とりあえず買ってしまう。そうでないともう二度と買わない、読まないと思うから。それと「気に入ったものはその時に買っておけ」と誰か有名な人が言ったのを参考にしているのだ。まあ、一期一会のようなものである。結局本棚に入って日の目を見ないか家の中で平積みになっているかどちらかである。同じ本が何冊もあることもまれではない。読み切れるものは簡単に読める推理小説かな。
絵を見るのと同じで頭にすーっと入ってくるものがいい。頭が良くないので、感覚で読んでいる感じ。

好きな作家は福永武彦、松本清張、東野圭吾、など。
福永武彦は同じ単行本が2冊ずつある。昔買っていた本をまたあらためて買って、続けて読んでいる。前、読んだかどうかも定かではない。全く内容を覚えていないのだから。多分読んでいないのだろう。彼の心理描写には強く共感を覚える。
中国の歴史小説をよく読んでいた。しかし、今は読む気はしない。