嘔吐下痢症が本格的になりました


嘔吐下痢症が本格的になっています。先週までは小中学生など大きい子どもが何回も吐くといういわゆる「流行性嘔吐症」がかなり見られました。
今週になって、1歳前後の小さい子が頻回に嘔吐し、下痢も頻回になり、症状全体が強くなっています。下痢が薄い黄色から白っぽいものになっています。赤ちゃんもかなりしんどそうな子が増えてきました。熱はあまりでません。嘔吐が止まっても下痢が激しく、脱水が見られることもあります。こうなると輸液が必要ですが、嘔吐はかならず止まってきますが、止まったときにじょうずに水分をきちんと飲ませるようにしてください。お茶やアクアライトなどの電解質の入った飲料水、薄めたミルクなど与えましょう。ただの水よりは糖分が多めに入っている方がいいですね。おむつを代えるときなど、便の処理をした後は手を念入りに洗ってください。よく感染します。 (2000.1.28)
嘔吐下痢症

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