小中学生のためのワクチン計画


1)7歳半までに受けておくべき定期接種
 三種混合(4回) 不活化ポリオ(4回) 麻疹+風疹、日本脳炎(4回)

2)7歳半以後の定期接種
 @日本脳炎ワクチン4回目(9〜12歳)
  日本脳炎は4回で終了です。現在年齢制限なして受けることができるようになっています。
 A三種混合ワクチン、二種混合ワクチン
 4回までを7歳半までに行っておきましょう。最後の5回目は百日咳を除いた、二種混合ワクチンを11〜12才で行います。百日咳を除く理由は百日咳のワクチンは10才を越えると強い副反応をおこすため、接種することができません。百日咳は4回で十分な効果が得られます。現在、二種混合についてはジフテリアはまれであり、おもに破傷風を予防することが大きな目的であると考えて良いでしょう。

 B麻疹+風疹ワクチン
麻疹は高校生、大学生などで流行があることがあり、風疹は成人で発症例が見られますので、必ず2回目の麻疹+風疹ワクチンを受けておいてください。  
※この3種類のワクチンは忘れられているワクチンです。し残していないかどうかしっかり母子手帳などで確認して、必ず受けて下さい。

任意接種
 @おたふくかぜワクチン
 A水痘ワクチン
 Bインフルエンザ
 CB型肝炎(Hb)ワクチン
※1〜3はできるだけ受けて下さい。4のB型肝炎ワクチンはこれから先、事故や手術などのために輸血を受けなければならないときには危険を少しでも回避することができますから、接種しておくにこしたことはありません。もちろん家族や、親戚などにB型肝炎にかかったことがある人やB型肝炎のキャリアの人がいる場合にはぜひ受けておきましょう。


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