耳が痛いとき


原因として考えられること
1.急性中耳炎
  夜中などに突然こどもが耳が痛いと訴えるときには急性中耳炎のことが多いものです。このときにはあわてないで耳の中や周囲をよく見てみましょう。耳の中から液体や膿が出てきていれば急性中耳炎にかかっていると考えられます。
耳から何も出てきていないときでも中耳炎にかかっている可能性が高いです。
耳鼻科の先生に診ていただく必要がありますが、夜など診察が受けられないときには手持ちの解熱鎮痛剤を使って次の日まで様子を見ることができます。
解熱鎮痛剤は熱がないときには痛みを和らげる目的で使うことができます。

2.急性外耳炎
 外耳とは耳の穴のことで鼓膜に至るまでの部分です。この部分に炎症が起こり、痛みが起こります。
 非常に強い痛みのこともあります。これも耳鼻科の先生に診ていただいて治療する必要があります。

→急性中耳炎
→急性外耳炎

注意 痛みが取れて楽になっても翌日には必ず診察を受けておきましょう。

2.耳下腺炎
耳下腺は耳のすぐ下にあり、耳が痛いと訴えることがあります。
→流行性耳下腺炎
→反復性耳下腺炎
→化膿性耳下腺炎


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