血管腫
1.単純性血管腫
皮膚から盛り上がらない、赤いあざです。赤ワインを流したように見えるので、ポートワインステインといわれます。生まれてすぐに見られ、自然に消えることはありません。さらにひどくなることもありません。
治療
美容上の治療を望まれるときにはレーザー療法を検討されることになります。皮膚科か形成外科の先生に相談しましょう。
2.苺(いちご)状血管腫
いちご状血管腫のページをご覧下さい。→ いちご状血管腫
3.海面状血腫種
皮膚の下に軟らかい固まりのかたちでふれます。大きくなります。
治療
放射線療法を行ったり、手術をして取り除きます。
4.正中部母斑
サモン・パッチとウンナ母斑があります。
生後すぐに見られます。サモンパッチは上まぶた、まゆのところ、ひたいの正中部に境界が不鮮明な淡い紅斑として見られます。新生児の20〜30%に見られます。
ウンナ母斑はうなじのところにできる盛り上がらない血管種です。
詳細は→サモンパッチ・ウンナ母斑