山歩き・散歩
山歩き
低い山をうろうろ歩くのがいい。
ちょっとした有名な山には遠いこともありなかなか行けないが、低い山でもそれなりに汗もかくし、苦しいけれど楽しい。岡山の近郊の1000メートル前後の山を歩くことがちょうどいい感じ。岡山県立自然公園などもとても良い。
児島に王子ヶ岳という山がある。234メートルほどの山だが、巨岩が瀬戸内海に突き出ていて豪快な風景を楽しむことができる。ここを歩くのはちょうどいい運動になる。海からのかぜがさわやか。遠く瀬戸大橋を望むことができますが、明るい景観が本当にすばらしいところである。
医者になって１年目の夏に三俣山荘というところにボランティアの医療活動をした。岡大が登山者のための医療活動をしている。三俣蓮華岳という北アルプスの一番奥で黒部川の源流のある場所で、ここはとてもすばらしいところだった。
また、行きたいが、時間と体力がもうない。
岡山の蒜山にも上りたいし、鳥取の大山にもまた登りたい。
大山はたいへん好きな山だが、いい思い出がないので、いい思い出を作りたいと思っているが、道は遠い。というのも、常に関節の具合が良くないので、軽い山歩きもできない日々だから。蒜山は高原らしく､すっきりしたところ。中蒜山の登山口近く塩釜というところに湧出する泉があり、塩釜の冷泉といわれている。名水百選の一つに選ばれている。とても冷たくきれいな水だが、泉は小さい。すぐ近くのキャンプ場に石のモニュメントをおいている芝生の広場があり、気持ちが良い。
今までの山で印象が深かったのは石鎚山、高千穂峰など。石鎚は比較的楽に登ることができ、最後に崖を鎖で登る。少々スリルがある。残念ながら頂上は曇っていたが、とても気持ちのよい山だった。このすぐそばに瓶が森という1800メートル以上の山があり、登りやすく、笹が生い茂っていて、枯れ木の向こうに石鎚山が見える。ここからの石鎚は本当に美しい姿をしている。
その前の夕方、霧島の麓の温泉に泊まり、露天風呂に入った。青い鹿児島湾の向こうに雄大な開門岳が煙をもくもくと吹き上げ、とてもすばらしい風景だった。
