マセラティクアトロポルテの部屋(3)


MQV6
MQV8
Grunting Maserati
New Maserati Quatroporte 試乗記
New version 登場
New Masereti Quatroporte Photo 

New Maserati Quatroporte
2005.7
アメリカ市場で好調ということで、新しいタイプのバージョンをフランクフルトモーターショーで発表した。 New version 登場




















2004.7.4
試乗しました。→試乗記





2004.5














新型のMQが発表されている。セールスの0氏が東京に行って乗ってきたと言った。すごく良いらしい。しかし、なんと言っても大きすぎる。あのアナクロのSクラスよりも大きいのである。元々クアトロポルテは大きかったのだそうだ。エアコンもカーステレオも良いらしい。写真を見ると、ちょっと押し出しが強い。顔がよくない、でかい顔、可愛くない、あまり品がよくない。何となくぬるっとしている。サイドビューはとてもかっこいい。さすがである。
実物はとりあえず見たい。かなり速いらしい。すごく速いらしい。フェラーリの400馬力である。試乗してみたい。

写真はコーンズのホームページから拝借しました
とりわけ美しいサイドビュー

 マセラティのフラッグシップ4ドアサルーンはこのモデルで5代目である。
車名のクアトロポルテはイタリア語で4枚ドアの意味で、“マセラティ4ドア”ということになり、なんかもう一工夫ないのかなと思う。日本車みたいにこれでもかこれでもかというのもどうかと思うが、あまりに味気ない。
 5代目は4代目よりも異常に大きくなり、全長5mを超えてしまった。
全長5052mm×全幅1895mm×全高1438mm、ホイルベース3064mmという巨大なサイズはSクラスも真っ青。
巨匠ピニンファリーナのデザインである。ピニンファリーナといえば、モダンイタリアの代表的なデザイン工房。あこがれの的だった。大昔、シビックに乗っていたときアルミホイールはピニンファリーナのものだった。
チーフデザイナーは日本人ということである。最近はヴィトンも日本人デザイナーということで日本人もデザインの分野で活躍しているのだろう。ベースのメカニズムはマセラティクーペ&スパイダーのもので、ミッションはMDS(Maserati Duo Select)と呼ばれる2ペダル型のセミオートマである。フェラーリのF1マチックやマセラティ他モデルのカンビオコルサと同じシステムである。よりチューンされ、オートマチックに近くなっているらしい。イグニッションをオンにすると自動的にオートマティックになり、ステアリングの後ろのパドルにより、マニュアル操作に変更、そのままマニュアル操作を楽しむことができるという。
内装はゴージャス。気品はあいかわらずのようだ。僕のマセラティの流れだ。ドイツ車などとは一線を画すというか比較にならない。とても美しいと思われる(写真のみから)。



顔はどうも押し出しが強そうで、嫌だな。もう少し、マイルドにすると、ありきたりになるだろうし。
少なくとも美しい顔ではない。
エンジンは排気量4244ccのV8で、最高出力は294km(400ps)。前後重量バランスを47:53と最適化しているという。
車両重量は1860kgでパワーウエイトレシオは4.65。0-100km/hまで5.2秒、と並のスポーツカーを置き去りにする。最高速は275km/h。
今時あまりスピードのことをとやかく言うと顰蹙を買うだろうし、大変気が引けるのだが。

 










たぶんこの車のオーナーは自分で運転するだろう。コンセプトとして、フェラーリやそのほかのスーパースポーツに乗っている人たちは当然4ドアが必要で、家族を乗せたり、パーティに出かけたりするのに使うのだろう。ベンツのSクラスの嫌いなお金持ちはジャガーを買うか、ベントレー、ロールスロイスくらいしかなく、このクラスにかなり売れるかもしれない。
装備もかなり日本車のような細かなものがつけられている。例えば、オプションでドライバーシートのマッサージ機能がつく。これなどは日本車がつけるような機能だ。良い意味でも悪い意味でもイタリア車もこのような流れに知らん顔をするわけには行かなくなってきているのだろう。














イタリアにはこのような堂々たる4ドアがなかったので、コンセプトははっきりしている。アメリカにも通用するだろう。
しかし、僕のような今の4代目の持つ雰囲気に惹かれたものにとっては、全く受け入れにくいものだ。日常生活で使用するには大変な不便を強いられるのははっきりしている。駐車場にも困る。
今の僕の4代目に近い大きさのマセラティクアトロポルテ・Rなどという、せいぜい4.85mくらいで、エンジンは同じでいいから、よりスポーティな雰囲気の車を造ってくれないかな。



































室内を好みのカラーにしてみました











(SITO UFFICIALE DELLA MASERATI から)(内容はofficial importer cornes&co.,LTD のパンフより)

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